口コミで高い評価を得ている、医療用ウィッグ販売メーカーのアンベリールですがやはり、日々のケアや定期的なメンテナンスは大事です。少しでも疎かにすると、すぐに質に表れてしまうでしょう。
せっかく購入した自分だけの医療用ウィッグをダメにしないためにもずっと使い続けるためにも、ここでは効果的なお手入れ方法をご紹介したいと思います。
日々のお手入れ
- 寝る前に外し、軽くブラッシングをしてウィッグスタンドにかけて置きます。
- ブラッシングはなるべく静電気防止スプレーをかけ、金属ブラシで毛先からとかす様にし 無理に引っ張らないようにする。無理に引っ張ったり、雑にとかすと、枝毛・切れ毛の原因になります。
- シャンプーの際は、トリートメントをマメにする。トリートメントをすることにより、髪に艶が出てきます。
- 乾かすときや、セットの時、ドライヤーの熱を長い時間かけないようにする。長時間の熱や高温で、枝毛・切れ毛になりやすくなります。
シャンプーの仕方
人毛の場合、シャンプーする度、また時間と共に退色し自然に毛色が赤茶けてきます。最初は黒い毛でもだんだん茶髪になりイメージが変わってしまいます。茶色くなり過ぎると痛んだ感じに見えてしまいます。こうなる前に、定期的にカラーリングをお勧めします。
人毛でしたらご自分で市販のカラーリング液で染めることが出来ますので、是非チャレンジしてみてください。最近のカラーリング剤はトリートメント効果のあるものがあり、艶が出て潤いあるウィッグに蘇りますよ
以下のことに気を付けましょう。
- 人工皮膚がある場合、直接液が付かないようにする。
- 染める前に髪と髪の絡みをほぐし、染めている時も毛が絡まないように注意する。
- 液を付けて長時間放置し過ぎると枝毛・切れ毛の原因になるので、少し時間を短めにする。
- 液を流すときは丁寧に液が残らないように洗い流す。洗った後はトリートメントを忘れずに。
人毛ウィッグの場合、シャンプー・リンスは、ウィッグ専用でなくても大丈夫です。しかしながら、人間の髪は頭皮から出る脂によって髪の表面が保護されていますが、切り取られたウィッグの髪にはその保護がありませんので徐々に痛みやすくなります。
市販の安価なシャンプーは石油系成分が多く含まれており、強い洗浄力があります。ウィッグは表面だけを洗えば良いのですが、このようなシャンプーはその強い洗浄力が髪の内部に入り込み髪を傷つけて内部の水分が無くなりパサついてしまい、絡みやすくなります。なので、できるだけ中性のアミノ酸系シャンプーを使うことを強くお勧めします。
大切に使おう、そんな気持ちが大事
いくら高価なウィッグでもお手入れ方法を間違えればすぐに痛みます。
人それぞれ、使う頻度、シャンプーやお手入れの仕方で、ウィッグの持ちはかなり違ってきます。
今日もありがとうという気持ちを込めて、日々のメンテナンスを心がけましょう。