口コミがダメなら広告は信じられる?

口コミは事実かウソかと疑問視する人が多いけれど、医療用ウィッグのようにコアなものは、口コミでなければホントの使用感を知ることはできない。

ウィッグだけではなく、ケガのときに使うサポーターや外用薬など、使った人でないとわからないことはいっぱいある。私はもともとウィッグマニアだったので、一般用のウィッグなら20~30は手元にあって、他にも友人や知人に貸しているものもある。

ウィッグメーカーにも詳しいけれど、医療用ウィッグを使わなければならなくなったのは初めてだった。

  • 医療用ウィッグって、そもそも何なの?
  • 一般用のウィッグと何がどう違うの?
  • 医療用のメーカーもいろいろあるけれど、何を選んだらいいの?
  • 選ぶときの基準は?
  • いちばん大事な選択ポイントは何?
  • 試着できるの?
  • いくらくらいの価格が妥当なの?
  • 5万円と10万円の医療用、どう違うの?
  • 使ってみて満足した点は?
  • フィット感はどうだった?
  • 医療用だと保険適用になるの?

私は医療用ウィッグの下調べにあたって、上記のような事柄はだいたい調べたけれど、答えを知ったのは口コミのサイトだった。

少なくてもソレを足がかりにして、ネット上にある10数社の医療用ウィッグ商品を閲覧しました。口コミがなかったら、やみくもにネット検索して、ホームページに書いてある広告のようなメッセージを信じるしかありませんでした。私に言わせれば、口コミよりもホームページやメディアの広告のほうがよほど疑わしいです。

裏ワードを使って口コミを探す方法

インターネットは、どんなことでも簡単に素早く調べられると思っている人がほとんどだと思いますが、現代的に言えば、それは少し古い考え方。

そもそもネット上にある情報をうのみにしてしまうのはお人好しの証拠です。ステルスマーケティングといって、ネットには、検索する人を誘導する仕掛けがいっぱいあって、ウソかホントかを見極めて正しい情報にたどり着く能力が必要です。

満足度の高い医療用ウィッグを得ようと思ったら、「医療用ウィッグ」、「満足度」、「高い」などと検索ワードを正直に入力するのではなく、「不満」、「文句」、「苦情」、「返品」など、裏返しのキーワードを使って検索すると、案外、実名入りの苦情を訴えた口コミが出てきます。

簡単に言えば、上記の裏検索で出てきたメーカーの医療用ウィッグは購入しないようにしておけばリスクは減るわけです。

口コミには、実際に使った人でないと発しないような濃厚な粘り気のある言葉や感情がつづられているので、真偽のほどはすぐにわかります。とくに不満を訴える人の口コミは凄まじい~。逆に短くて中身のないメッセージは信じない方がいいです。